★★★★★⭐︎⭐︎ 世界一速い問題解決 / 縦横質問で網羅し、重要・高効果問題に高実現の策をとる

【ポイント】

1.個人問題:70分、他部署巻き込み問題:3日、全社問題:3ヵ月

2.10分で問題の背景を洗い出し、20分でゴールを設定し問題を整理、30分で問題の全容を見える化し真因を突き止め、10分で解決策を出す

3.ゴール設定3つの秘訣:①期限を明確に、②誰がやるかを明確に、③イメージを具体的に

4.情報収集6つの方法 ①ヒアリング ②行動観察 ③稼働分析 ④ブレスト ⑤アンケート ⑥問題解決ワーク

5.データ分析3つのコツ ①比較 ②割合 ③変化 

6.問題整理4つの方法 ①対立軸 ②計算式 ③プロセス ④フレームワーク

7.全体像を出す2つの質問 ①「問題の原因を1つ挙げるとすると、それは何か?」 ②「その原因が解決すれば、この問題はすべて解決するか?」

8.なぜは①解決策が見えたとき ②解決できないものに到達したとき ③これ以上は価値がなさそうなとき に止める

9.問題は重要度×効果で、解決策は効果×実現可能性で優先順位付け(3×3or4×4)

10.ヒト・モノ・カネ・リスクに囚われるジレンマ

11.部門間の協力が進まないのは1つのテーマでしっかり議論していないことによる情報共有不足が最大の原因

12.流れ:①テーマ・ゴール設定 ②問題の洗い出し ③2つの質問で原因の追究 ④問題の優先順位付け ⑤解決策の洗い出し ⑥解決策の優先順位付け ⑦解決策の実行

13.ワークショップ5つの心得 ①全員対等 ②経営・マネジメントへの指摘歓迎 ③遠慮せず本音で率直に ④自分の意見をはっきりさせるよう努める ⑤議論に集中する

14.議論の5つのルール ①違うテーマの話をしない ②当てられたら発言する ③フルタイム参加する ④反対がなければ賛成とみなす ⑤発言は簡潔に 

15.難しいテーマは200個の原因を洗い出す。

 

【感想】

縦横質問は、私が知る限り一番シンプルで効果が強力な問題解決法だと思う。もちろん問題起点のアプローチだし、集合知に寄ったスピード重視の方法ではあるけれど、誰でもすぐに使える、非常に実践的なメソッドである。